2007年10月30日

The Story of Senior on Demand⑨

またまた、バタバタしております。
明日以降もバタバタしそうなので、ご無沙汰しておりました「The Story of Senior on Demand」を書こうと思います。
書けるときに書かないとね。
-------------------------------------------------------------------
銀行に就職し、1年目はやはり新人ということで、自分のビジネスというよりも、ひたすら吸収していこうというスタンスで、やっておりました。
そのお陰かどうか、少し早く色々なことを経験させてもらいました。
知識の面でも色々と吸収する時期で、自分で色々と勉強もしておりました。
ただ、自分にとってあまり関係の無いと判断したものは、ほとんど何もしていない状態でしたので、銀行の試験などには落っこちたりもしておりました・・・。

そして、銀行員の時に、京都市プラットフォーム事業で行われていた「京都起業家学校」というものに休みの日に通っておりました。
この学校を通して、今でも大変お世話になっている方にも出会え、また自分のビジネスプランを整理するためにも非常に有効に通わせていただきました。

銀行では、本当に多くのことを吸収させていただきました。
ここでは、あまり書けませんが、今の自分の社会人としての基盤を作ってくれています。

そうこうしているうちに3年で辞めるつもりが、結局丸4年お世話になり、そして今在籍している大学院へと進学しました。

⑩へつづく・・・。   


Posted by ヨシダ クニヒコ at 22:11Comments(0)会社設立

2007年10月05日

The Story of Senior on Demand⑧

リニューアル以降、バタバタしており、「The Story of Senior on Demand」を書くことが出来ませんでした。すいませんicon10

今日は、久々に書きたいと思います。
-------------------------------------------------------------------------
「幸せの条件」を提供しよう。これを自分の仕事としてやろう。そうすれば、自分自身も「充実した時間」と「人とのつながり」を手に入れることができる。つまり、自分も幸せになれる・・・。と思ったのはいいのですが、これからその手段・方法(=ビジネスモデル)を考えていくわけです。

この時は、まだ大学生で就職活動中です。
いきなり、それをやることは間違いなく無理だと考えた私は、どうすれば実現できそうかと考えました。
まず、やはり経験だなと。そして、資金も必要だ。
そして、そのやりたいことを実現するためには、一旦就職し、経験を積み、資金を集め、そして方法(ビジネスモデル)を考えよう。
では、どこに就職するか?
私の中には、2つの業界が思いつきました。
コンサルティング会社と銀行。
これだけではないですが、将来ビジネスを行うためには、勉強になる業界だなと。
一応3年で辞めるつもりでしたので、転居を伴う転勤は避けたい、そして将来自分がビジネスをはじめる場所で、どっしりと腰を据えて3年頑張りたい。
そのような思いに至り、地元の京都銀行に就職することになりました。


⑨へつづく・・・。   


Posted by ヨシダ クニヒコ at 17:45Comments(0)会社設立

2007年09月16日

The Story of Senior on Demand⑦

自分の父親の定年後を想像した時に、毎日をどのように過ごすのかということを考えました。
来るべき寿命を全うするその時までの年月をどのように過ごすのか?

仕事があれば、毎日の生活の中で、仕事が中心となりオンとオフがあり、メリハリがあり、生き甲斐があり、充実感を持って生きていける。

しかし、その自分の時間の核となるものがなくなった時、人はどうなるのか。
新しくその代替を見つけることが出来るのか?

せっかく、これまで家族のため、自分のため、人の為に頑張って働いてきたのに・・・。
せっかく、自分の時間というものが手に入ったのに・・・。
(もちろん、既にそれらの時間の過ごし方を手に入れている人は幸せだと思います。)


私は、でも書きましたが、「最後に笑って死ねれば幸せ」だと思います。
そのためには、残されたその時間をいかに過ごすかが大変重要だと思います。

毎日、することも無く、時間だけが経過し、一人になって、そして死んでいく・・・。
これは、あまりにも寂しすぎる・・・、そして不幸だろう。

絶対、そんな風になって欲しくない。

自分のやりたいことを見つけて、自分の時間の核となるものを手に入れて欲しい。
趣味でもいい。
何か生き甲斐を。

そして、仕事というものから離れると途端に人間関係も希薄になる。
自分の興味のあるものを通して、人との繋がりもつくって欲しい。

私がこれまでの経験や考えから得られた、幸せの条件
「充実した時間を過ごすこと」
「人とのつながりがあること」
これを手に入れて欲しい。

しかし、周りを見回すと、我々の世代に比べ、そのような社会的システムがあまりにもこの世代には欠如している。仕組みがない。
だったら、このシステム、仕組みをつくってみたい。
そして、ひとりでも多くの人が幸せになれるようお手伝いをしてみたい。
(私の「幸せの条件」を押し付けようという気持ちは全くありません。「幸せ」はもちろん人それぞれだと思います。しかし、選択肢として提供できれば、そこには価値があると考えます。)

そして、私は「幸せの条件」をどうすれば彼らに提供できるのかを考えるのです。


⑧へつづく・・・。   


Posted by ヨシダ クニヒコ at 22:44Comments(0)会社設立

2007年09月09日

The Story of Senior on Demand⑥

自分の中で、色々と考えて、起業という選択肢も出てきたわけですが、この時点では、あくまで選択肢で、おぼろげにある程度です。

そして、人生ということについて、まだまだ考え方を巡らせているうちに、人生の一番身近な先輩として自分の父親が頭に出てきました。
自分の父親が、社会人としてどのように生きてきたのか、どのような仕事をしてきたのか。
普通はこう考えるでしょう。
私も、もちろん考えました。

しかし、ちょうどその時、父の年齢が定年を迎える少し手前で、なぜか父の定年後に考えが及びました。
就職活動中だったので、もちろん仕事や社会人ということについて考えていたのですが、それだけではなく、「いかに人生を幸せに生きるか」ということを考えていたので、定年後というものにも考えが及んだのでしょう。


注)当時の私は、仕事や働くことについて、必ずしもいいイメージを持っていませんでした。
(当時は、バブル崩壊で、潰れないと言われていた銀行が経営破綻し、不祥事が続発しており、そのイメージが強かったためだと思います。もちろん、前職の銀行員を通してや、現在の状況の中で、仕事や働くということについては、とても自分にとって貴重なことで、いい意味でそれらは自分の中心になっています。)
当時と今とでは、明らかに仕事や働くことに対する価値観が変わっています。
当時(就職活動初期)は、仕事は他人が自分を見たときの評価指標であり、労働力を供給する代わりに金銭的対価を得るという考え方でした。だから、俗に言ういい会社に入って、高い給料をもらうサラリーマンになるかと・・・。
あくまで、自分があり、それに仕事という付属品が付いて回るという感じでしょうか。
しかし、今は、仕事を通して、世の中や社会に対して何かを実現させること。自分という存在を仕事を通して社会と関わらせること。そしてその対価として、金銭的対価を受け取るという感じで、それらの位置付けや優先順位が変わってきています。
(あくまで、価値観の話なので、正解はございません。)

⑦へつづく・・・。   


Posted by ヨシダ クニヒコ at 17:39Comments(0)会社設立

2007年09月07日

The Story of Senior on Demand⑤

色々と考える中で、「幸せとは何だろう?」と考え始めるのです。
どうしたら幸せになれるのだろう?
そもそも、幸せとは?
自分にとっての幸せとは?
・・・・・・・・・・・悩みました、考えました。

そして、その時に出した答えは、
「自分が納得した生き方が出来たかどうか」です。
言葉にすると、少しニュアンスが違うかなとも感じますが、言葉にしないと表現できないので、あえてこのように書きます。
まぁ、簡単に言うと、
「自分が死ぬ時に幸せだったと思って逝けるかどうか」
「自分の人生を振り返って笑って死ねるかどうか」

そして、納得した人生を送るためには、納得した仕事をしないといけない。
まして、仕事とは自分の人生の大半の時間を注ぎ込むものですので、そうすると、「自分の中で納得した仕事をしたい」という思いが出てきました。
と同時に、「サラリーマンとして、自分の納得した仕事をし続けることが出来るのか?」という疑問も出てきました。
当時は、不況の真っ只中。
就職も結構厳しい時代で、希望の仕事に就けるかどうかも厳しい状況でした。
(実際は、希望の仕事に就けるかどうかは、あまり好不況は関係ありませんが。少しは関係あるか?)

そんな中、自分の納得した仕事をしたい、命を賭けられる仕事をしたいと思うようになりました。
じゃ、どうするか。
自分でやるしかない。
というわけで、起業というものが見えてきました。
(起業に対する意識は、色々な要因が同時並行的に絡まりあい、これだけで起業に至ったわけではありません。そもそも、あまり意識もしていませんでした。)


⑥へつづく・・・。   


Posted by ヨシダ クニヒコ at 10:00Comments(0)会社設立

2007年09月06日

The Story of Senior on Demand④

中学の時の夢であった、パイロットの試験を受けることにしました。
パイロットの試験は、他の業界と違い、選考は12月頃からはじまりました。
やはり、特殊なので、選考に丸一日かかったりするので、他の活動とは並行して受けられないという配慮から、このように早くはじまるということを聞きました。

パイロットの試験は、空港で行います。
厳密に言うと、空港横の航空会社の建物ですが。
関西の選考は、伊丹空港からはじまりました。

まずは、筆記試験です。
こちらは、難なくクリア。面白いのは、選考結果を伝える手段が電報だったこと。
電報で、「ゴウカク。 ジカイハ、・・・。」みたいな感じで来てました。
その後の伊丹での選考も通過し、次は羽田(成田だったかも?)で選考。
交通手段は、もちろん自社の飛行機。伊丹から社員用チケットで行きました。
ただ、選考なので、空港の外に一歩も出ず、とんぼ返りでした・・・。

しかし、このフライトで決定的なことを感じました。
飛行機には、1年ぶり位に乗ったのですが、飛行機がコワイ。
そうなんです。私は、結構な高所恐怖症だったりします。
行きのフライトでこれに気付き、それを引きずったまま選考へ。
そして、あえなく・・・撃沈。
ちなみに、その結果報告も電報で来た記憶があります。
まぁ、今から思えば、それで良かったような気もします。
高所恐怖症のパイロットも・・・ねぇ。

そういうわけで、中学の頃の夢破れ、通常の就職活動モードに移ります。
ここから、真剣に色々と自分の人生について考え始めます。
この時、使った自己分析の手法の一つをご紹介。
「自分の核探し」
これは、自分の好き、嫌いを挙げていき、カテゴリー分けをして、何でそれが好きか嫌いかを探っていく方法です。
自分の価値判断基準を出してくるようなものです。
詳しくお知りになりたい方は、私までお問い合わせください。

そういうこともしつつ、自分のこれからというものを考えていました。


⑤へつづく・・・。 
前置きが長くてすいません。
次回から、本題に入れる予定です。  


Posted by ヨシダ クニヒコ at 21:31Comments(2)会社設立

2007年09月03日

The Story of Senior on Demand③

さて、色々と説明会に参加し、多くの業界の話も聞く中で、おぼろげながら見えてくるものもありました。そして、色々と活動しているうちに、思わぬものに出くわしました。
それは、私が中学生の頃の夢。
大学生の当時は、すっかり忘れていたこと。
それは、パイロット。
J○Lがパイロットの募集をしていたのです。

中学生だった私は、本当にパイロットになりたくて、当時担任の先生に色々調べてもらった事
を覚えています。
そのため、高校も数学が苦手なくせに、理系に進み、大学も航空大学に入学することを真剣に考えていました。それが成長するうちに考え方も変わり、その夢もどこかへしまわれていました。

まず、パイロット試験を受けてみよう。
これが私の本格的な就職活動のはじまりでした。
当然、記念受験的要素は強かったですが。
当時の興味の対象とは全く異なっていましたし、まぁせっかくのチャンスがあるので、中学の時の夢を叶えるのもいいかなと。

④へつづく・・・。 
本題じゃない!と言わないでください。
もう少しで本題に入りますので・・・。  


Posted by ヨシダ クニヒコ at 22:12Comments(0)会社設立

2007年08月30日

The Story of Senior on Demand②

さて、サラリーマンとして生きていくことを考えていたわけですが、どんな仕事をしようか、どの会社を受けようかと色々調べたり、考えたりしていました。
在籍していた学部が総合政策学部という、当時新しい学部で、私が3期目でした。
当然、先輩は少なかったのですが、色々な分野に就職されていました。
ちなみに、ゼミは、私が勉強していた絡みもあり、金融のゼミでした。

最初は、業界も何も絞らず、とりあえず多くの企業説明会に行って、色々と話を聞きました。
就職活動は、このように滅多に聞けない話が聞ける大変貴重な機会で、とてもいい経験になりました。色々な意味で驚くことも多かったです。

③へつづく・・・。   


Posted by ヨシダ クニヒコ at 22:00Comments(0)会社設立

2007年08月29日

The Story of Senior on Demand①

最近、お隣でお世話になっておりますパシオの藤井社長がパシオ物語を書いておられるので、私も便乗し、弊社の物語を書かせていただきます。

いつか書こう書こうと思いつつ、またブログ上でも、以前何度か告知しつつ今に至りまして、すいません。
この機会を利用し、9月リニューアルへ向けて初心に戻るべく、また色々な意味も込めまして書かせていただきたいと思います。
何号に渡って書くかなど、全く未定ですが、カテゴリーも新たに「会社設立」を新設しましたので、ゆっくり書いていきたいと思います。
それでは、はじまりはじまり・・・。


思い返せば8年前、私が学生(今も一応学生ですが・・・)として就職活動をはじめた時まで遡ります。
当時大学3回生だった私は、周りと同様に就職活動の準備を色々とはじめていました。
漠然と、いい会社に行きたいという思いしかなく、自分が具体的に何をしたいのか、どういう人生を歩んで生きたいのかなど全く考えていませんでした。(当時、ある勉強をしておりましたが、これも同じような理由ではじめたようなものです。この時、身に付けた知識は、銀行員時代、そして今も非常に役立っておりますので、決して勉強自体は無駄ではなかったのですが。)
とりあえず、世間一般に言ういい会社に入ってサラリーマンとして生きていくことを考えていました。

②へつづく・・・。  


Posted by ヨシダ クニヒコ at 22:13Comments(0)会社設立