2007年09月09日

The Story of Senior on Demand⑥

自分の中で、色々と考えて、起業という選択肢も出てきたわけですが、この時点では、あくまで選択肢で、おぼろげにある程度です。

そして、人生ということについて、まだまだ考え方を巡らせているうちに、人生の一番身近な先輩として自分の父親が頭に出てきました。
自分の父親が、社会人としてどのように生きてきたのか、どのような仕事をしてきたのか。
普通はこう考えるでしょう。
私も、もちろん考えました。

しかし、ちょうどその時、父の年齢が定年を迎える少し手前で、なぜか父の定年後に考えが及びました。
就職活動中だったので、もちろん仕事や社会人ということについて考えていたのですが、それだけではなく、「いかに人生を幸せに生きるか」ということを考えていたので、定年後というものにも考えが及んだのでしょう。


注)当時の私は、仕事や働くことについて、必ずしもいいイメージを持っていませんでした。
(当時は、バブル崩壊で、潰れないと言われていた銀行が経営破綻し、不祥事が続発しており、そのイメージが強かったためだと思います。もちろん、前職の銀行員を通してや、現在の状況の中で、仕事や働くということについては、とても自分にとって貴重なことで、いい意味でそれらは自分の中心になっています。)
当時と今とでは、明らかに仕事や働くことに対する価値観が変わっています。
当時(就職活動初期)は、仕事は他人が自分を見たときの評価指標であり、労働力を供給する代わりに金銭的対価を得るという考え方でした。だから、俗に言ういい会社に入って、高い給料をもらうサラリーマンになるかと・・・。
あくまで、自分があり、それに仕事という付属品が付いて回るという感じでしょうか。
しかし、今は、仕事を通して、世の中や社会に対して何かを実現させること。自分という存在を仕事を通して社会と関わらせること。そしてその対価として、金銭的対価を受け取るという感じで、それらの位置付けや優先順位が変わってきています。
(あくまで、価値観の話なので、正解はございません。)

⑦へつづく・・・。 The Story of Senior on Demand⑥


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Posted by ヨシダ クニヒコ at 17:39│Comments(0)会社設立
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