2007年09月16日

The Story of Senior on Demand⑦

自分の父親の定年後を想像した時に、毎日をどのように過ごすのかということを考えました。
来るべき寿命を全うするその時までの年月をどのように過ごすのか?

仕事があれば、毎日の生活の中で、仕事が中心となりオンとオフがあり、メリハリがあり、生き甲斐があり、充実感を持って生きていける。

しかし、その自分の時間の核となるものがなくなった時、人はどうなるのか。
新しくその代替を見つけることが出来るのか?

せっかく、これまで家族のため、自分のため、人の為に頑張って働いてきたのに・・・。
せっかく、自分の時間というものが手に入ったのに・・・。
(もちろん、既にそれらの時間の過ごし方を手に入れている人は幸せだと思います。)


私は、でも書きましたが、「最後に笑って死ねれば幸せ」だと思います。
そのためには、残されたその時間をいかに過ごすかが大変重要だと思います。

毎日、することも無く、時間だけが経過し、一人になって、そして死んでいく・・・。
これは、あまりにも寂しすぎる・・・、そして不幸だろう。

絶対、そんな風になって欲しくない。

自分のやりたいことを見つけて、自分の時間の核となるものを手に入れて欲しい。
趣味でもいい。
何か生き甲斐を。

そして、仕事というものから離れると途端に人間関係も希薄になる。
自分の興味のあるものを通して、人との繋がりもつくって欲しい。

私がこれまでの経験や考えから得られた、幸せの条件
「充実した時間を過ごすこと」
「人とのつながりがあること」
これを手に入れて欲しい。

しかし、周りを見回すと、我々の世代に比べ、そのような社会的システムがあまりにもこの世代には欠如している。仕組みがない。
だったら、このシステム、仕組みをつくってみたい。
そして、ひとりでも多くの人が幸せになれるようお手伝いをしてみたい。
(私の「幸せの条件」を押し付けようという気持ちは全くありません。「幸せ」はもちろん人それぞれだと思います。しかし、選択肢として提供できれば、そこには価値があると考えます。)

そして、私は「幸せの条件」をどうすれば彼らに提供できるのかを考えるのです。


⑧へつづく・・・。 The Story of Senior on Demand⑦


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Posted by ヨシダ クニヒコ at 22:44│Comments(0)会社設立
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