サミット厳戒態勢。

ヨシダ クニヒコ

2008年06月27日 18:36

本日は、所用のため、北山へ。
地下鉄から上がってくると、道にはお巡りさんの姿があちらこちらに・・・。

京都では、京都国際会館でG8サミットが行われているのです。
応援のため、大阪府警や福岡県警など色々なところから応援が来ていました。

所用を済ませて、北山通りを歩いていると、更に物々しい雰囲気に。
誰かが通るなと思い、ミーハー的に立ち止まっていると、自転車に乗ったお巡りさんに声を掛けられました。

「もう少し車道から離れてください。」
「・・・すいません・・・。」

私って、そんなに怪しいでしょうか・・・?
確かに、最近はヒゲも伸ばしています。
さらに、私のカバンは黒くて大きいです。
スーツも着ていません。
頭も尖っています。

ん~、仕方ないか・・・。
と思いつつ、奥へ行こうとすると、そのお巡りさん、次に発した言葉は、

「あそこの警察官の前に行ってください。」

歩道で警備しているお巡りさんの前へ行くように指示を受けました。

「はい。怪しくてどうもすいません・・・。」
「これでも、大学で講演したり、この前だって250人位の経営者達の前で講演してるんだい。」
って自分を慰めながらも状況は変わらず・・・。

そんなお巡りさんの発言に少々凹みながらも、いよいよ周囲の緊張が手に取るように伝わってきました。西のほうから、白バイが、そして外務省発行のナンバープレートをつけたデカイ4駆が2台、そして黒塗りのセダンがパトカーに囲まれてやってきました。
4駆には、ゴッツイSPがギュウギュウに詰められながらも外に睨みをきかせていました。

「おいおい、あのSPの方がよっぽど怪しいよ・・・。」
と心の中で愚痴を言いつつ、目の前のお巡りさんが、

「あれ、ライス国務長官。」
「あー!、そー!。」
と見えてないけど感心。

時間をずらして8カ国の外相が目の前を通り過ぎていきました。

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